伝統文化
気がつけば、9月もあと10日になりました。
台風は消滅したようですが、台風一過の晴天とはいかず、ずっと雨。
そして昨日の蒸し暑さが嘘のように、一気に涼しくなりました。
穏やかな秋晴れが待ち遠しい…。
ところで昨夜はイギリスのエリザベス女王の国葬で、ネット中継に魅入ってしまいました。
映像も音楽も美しく、映画を観ているような気持ちになりました。
BBCで観ましたが、カメラワークが美しすぎる。
生中継とは思えません。
美しい讃美歌や荘厳なパイプオルガンや、特に最後のバグパイプの哀愁を感じる音色に泣きそうになりました。
バッハやショパンの曲が流れるのはヨーロッパの葬儀ならではかと思います。
寺院や町並みもとても素敵。
なんだかもう、ファンタジーの世界のようでした。
ここにホグワーツの魔法使いの皆さんが参列していても、あっさり受け入れられそう。
国を挙げての盛大な葬儀、さすがイギリス王室!
ロンドンに行きたくなりました。
ところで先週末、ノバホールにキーウ・クラシック・バレエ団の白鳥の湖を観に行ってきました。
一流のバレリーナの皆様は立っているだけで美しいのですが、人間技とは思えない動きを次々と繰り出して、それはもう感動的でした。
バレエを観たのはとても久しぶりでした。
セリフや説明は一切無いので、登場人物やあらすじくらいは事前に知っておかないと、ストーリーがさっぱりわからないと思われます。
また、独特の拍手のタイミングがあります。
クラシック音楽のコンサートでも、楽章と楽章の間では拍手しないという暗黙のルールがありますが、曲を知らないと、どこが終わりだかわからない事もあるかと思います。
それと似たような感じで、素人には踊りの終わるタイミングがわからず、周りのわかっていそうな皆さまに合わせて拍手していました。。
それにしても、今のこの戦時下で、ウクライナのバレエ団が日本ツアーを開催する事はどれだけ大変だったでしょう。
バレエ団のメンバーは世界中に散らばって避難していて、避難先でどうにか練習場所を探している状況だそうです。
キエフから小道具を日本まで輸送するのも大変だったはず。
コロナ禍で、日本への入国も大変です。
本当に、よくぞ来てくれました!!
しかもつくばでは、1日に2公演も。
そして毎日のように場所を変えて全国を移動する苛酷なスケジュール。
台風の影響もあるだろうし、さぞ大変かと思います。
会場に置いてあった募金箱には、お札が溢れそうになっていました。
みんな、応援しています。
なんとか、存続できますように。
さて、私たちの発表会も2ヶ月後に迫ってきました。
バレリーナの皆様の引き締まった美しい身体を見て、私は自分の緩み切った身体を反省しました。
あと2ヶ月で、ちょっとでも痩せたいな…。。
練習も、そろそろ本腰入れて頑張らねば〜!
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