この世界の片隅に

今更ながら…
先日録画していたアニメ映画「この世界の片隅に」を観ました。


だいぶ前から、この映画の存在は知っていましたが、観ると絶対に辛くなる…と思って、避けていました。

私の中で、戦争アニメ映画といえば、「火垂るの墓」と「はだしのゲン」。
火垂るの墓は悲しすぎるし、はだしのゲンの方はホラーなんかより断然こわい。
原爆がどれだけ恐ろしいのか、子供心にもよくわかりました。

「この世界の片隅に」も、戦時中の広島の話です。
呉が舞台だから爆心地ではないのと、主人公も周りの人達もほんわか癒し系キャラな事に救われて、最後まで観られましたが…
はだしのゲンほどの生々しい描写は少ないですが…
やっぱり、本当に残酷で辛い話でした。

でも、もし私に子供がいたら、まずこれを選んで観せたいと思いました。

私の母は広島で育っていて、学校の先生の身体に障害があるのは普通の事だったそうです。

今すぐ、世界中から戦争が無くなればいいのになあ。

話は変わりますが、先日、六本木の森美術館に、塩田千春展「魂がふるえる」を観に行きました。
改めて問われると、たましいって、どこなんだろう…

生と死を感じさせる、現代アートの数々。
大きな展示なので迫力があります。

真っ赤な毛糸が毛細血管みたい。
焼け焦げたピアノ…。
この写真ではあまり伝わらないと思うのですが、なんて言うか、精神的に持っていかれそうな展示がたくさんありました。。
私の中では、これはサイコホラー。
夢に出そう、と思ったけど今のところ出ていません。

それより今日見た映画の方が夢に出そう…。

現代アートも戦争映画も、心が元気な時に見た方がいいですね。。
ところで、先日からお知らせしていたチャイコフスキー国際コンクールのガラコンサートのチケット、あっさり取れました。

みんな意外と興味ない??
平日の夜だから?
プログラムがマニアックだから?
カントロフ君もシシキン君も藤田君も来てくれないから?

激戦かと思っていたのに、拍子抜けしました!
ノバホールに来てくれるなんて、貴重な事なのに〜。
あまり空席が出ませんように。。

というわけで、まだまだ先ですが、10月9日水曜日の夜のレッスンはお休みになります。
申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

piano studio FANTASIA 〜大人のためのピアノ教室

茨城県つくば市梅園にある、大人のためのピアノ教室です。ブログも書いています。

3コメント

  • 1000 / 1000

  • Piano Fantasia

    2019.08.19 15:10

    あっ、よく見たら「名曲」じゃなくて、「各曲」でしたね!? チラシに載ってる曲を見ると大曲はピアノトリオだけで、他のソロ曲はそれぞれ10分程度ではないかと。ピアノソロは二曲合わせて10分くらいかな? 失礼しました。。
  • Piano Fantasia

    2019.08.19 14:57

    @makotoyoshidaなるほど、念ですか!納得です。 東京公演は大曲ぞろい、オールチャイコフスキーで協奏曲聴けるしシシキン君出るし、欲を言えばそっちも行きたいです。。 つくば公演のプログラムは玄人好みな感じ。 恥ずかしながら聴いたことない曲ばかりでしたが、聴いてみたらどれも素敵でした。 コダーイのチェロソナタかっこいいし、ローゼンブラットのカルメンファンタジーのヴァイオリン&ピアノバージョンも面白いアレンジでかっこいい。 チャイコのピアノトリオは3楽章構成で45分くらいの壮大な大曲。これも素敵でした。 名曲揃いと言って良いと思いますよ!
  • makotoyoshida

    2019.08.19 10:09

    その芸術家は、こんなふうに念が空間に残るんじゃないかなという自身の仮説を、なかなかうまく表現できていると思いますにゃ。広義の魂の、一部といえると思いますにゃ。 東京公演とつくば公演はオーケストラの有無で、曲目が全部、違うのにゃ。予定的につくばのほうがまだ行きやすいにゃー。つくばリサイタルの曲は各曲、大曲なのかにゃ?