試行錯誤
お久しぶりです。いつの間にか、2月も半ばに。
1月に入ってからずっと、やらなくては…と思っていた確定申告を終わらせました。
これで心置きなく、今月を過ごせます。
さて、2月11日にノバホールで私の師匠が主催する「大人のウインターコンサート」が開催され、当教室からもお二人が参戦したので、応援に行ってきました。
18歳以上なら誰でも参加できるコンサート、ですが・・・
一人目から、ショパンのマズルカと、リストのペトラルカのソネットをしっかり演奏されて。
想像以上にレベルが高くてビックリ。
聴く方はとても楽しかったですが、弾く方は精神的に大変だったのではないかと思います。
そんな中、お二人とも雰囲気にのまれることなく堂々たる演奏で、本当に素晴らしかったです。
なんだか、出演された全員からピアノや音楽への愛があふれ出ている感じがして、改めて大人のコンサートはいいなぁと思いました。
我々FANTASIAのピアノパーティーは4月26日土曜日に開催予定です。
こちらはレストランを貸し切ってワイワイお食事している後ろでの演奏になりますので、お気軽にご参加いただけたらと思います。
今月初めにLINEやメールでご案内していますので、もし届いていない方はお知らせください。
ところで、相変わらず私の黄金の右手が不調で、ご心配をおかけしております。
胸郭出口症候群に加えて肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)も併発してしまい、年末年始あたりは肩も腕全体もズキズキと四六時中痛くて夜も安眠できずに大変苦しんでおりましたが、ステロイド注射が救ってくれました。
今は肩の激痛から解放されて、胸郭出口症候群の腕の痛みだけに戻ったので、かなり楽になりました。
ただ、右の肩関節が凍結してしまい、可動域がかなり狭くなっていて、ピアノ演奏にはかなりの支障が出ています。
肘が外旋できないので、鍵盤の右の方が大変弾きづらいのです。
無理して弾こうとすると、変な弾き方になるようで、肘から下が痛くなります。
それなら、この機会に左手のための曲を弾いてみようと思って楽譜を入手。
ありがたいことに、日本には館野泉さんという左手一本で活躍されている著名なピアニストがいらっしゃいます。
彼のために作られた日本の作曲家の曲もたくさんあるし、彼がおすすめする海外の作曲家の曲を集めて出版している左手用の楽譜も、たくさん出ているのです。
弾いてみると、なかなか難しくて面白い。
左手だけで88鍵をカバーするので、かなり忙しく飛び回ります。
どの位置に座るかが、けっこう大事。
そして、メロディーと伴奏を弾き分けないといけないので、音量バランスのコントロールが難しい。ペダルも気を遣います。
また、音が少ない分、ミスタッチしてしまった時のダメージがかなり大きいです。全くごまかせません。。
ただ、右手と左手で同時に違う動きをするという難しさがないので、左手だけを制御すれば良いという点では、脳はかなりラクな気がします。
そういうわけで、しばらく左手の曲で楽しんでいたのですが、そしたら今度は左の二の腕に痛みが出て、手に痺れも出てしまいました。。
そういえば、右手が不自由になってから、日常でも左手ばかりを使っていて、負担をかけすぎてしまったようで、左手の方の胸郭出口症候群が悪化したようです。
なので、今は両手に戻り、右手が真ん中周辺でおさまるような曲を探して、ぼちぼち楽しんでおります。
はやく、思い切り弾けるようになりたいよぅ。
そんな中、整形外科の先生に、サイレント・マニピュレーションなるものを提案されました。
首から麻酔の注射を打って、分厚くなって癒着している肩の関節包をバリバリと破くらしいです。そうすると、翌日からもう肩の可動域が戻るとのこと。
ネットで体験談を見てみると、みなさん次の日から動かせるようになって喜んでいる様子。
バナナマンの設楽さんも受けたらしい。
先生にもリハビリの方にも、このままだと肩が治るのに1年くらいかかると言われました。
肩が治らないと胸郭出口症候群のリハビリにも戻れないので、ちょっと気が遠くなります。
やはり、そんなに待っていられないなぁ。
首の注射がすごく痛いとか、麻酔が切れた後の痛みが大変とかの体験談もあり、こわいのですが。
心の準備がなかなかできずに返事を先延ばしにしていますが…やるしかないのかも。
もし、どなかた体験された方がいらっしゃいましたら、ぜひお話聞かせてくださいませ。
まだまだ寒いので、暖かくしてお過ごしください。
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