芸術の秋
10月に入ったと思ったら、もう1週間たちました。。
最近ずっと私がマスクをしている事を不審に思っている方もいらっしゃるかと思いますが、
先月初めに引いた風邪をこじらせたようで喉の痛みだけずっと残っていて、1か月たつのにまだ治らないのです。
近所の内科でもらった風邪薬が全然効かないので、諦めて苦手な耳鼻科に行ったら内視鏡で喉を診てくれました。
喉が腫れていて痰がたまっていると言われ、私の喉の記念写真もくださいました。。
抗生剤など出してくれたので、今度は効くといいな。
というわけで、マスクで喉の保湿をしていますが、そのうち外せるときがくると思います。。
皆様もお気をつけください・・・。
さて、昨日までポーランドではショパン国際コンクールの1次予選が開催されていました。
YouTubeの配信で毎日ショパン三昧です。
全員はまだ聴けていませんが、とりあえず日本から参加している人たちと、前回も出ていて名前を知っている人や、気になった人などを後からアーカイブ視聴で追いかけています。
一人ずつ切ってくれているので探しやすくてありがたいです。
ここまで残った方々なので全員大変お上手なのですが、その中でも特に耳と心を持っていかれる演奏というのがあるものなのが不思議。
完全に好みの問題だと思うのですが、今まで聴いた中で特にお気に入りなのは桑原志織さんの演奏と、予備予選からお気に入りのジョージアのダヴィッド・クリクリ?さんの演奏。
10年ぶりに出場のエリック・ルーさんの演奏も個性的で前の時から好きなので、ファイナルまで聴きたいな。
牛田君も今度こそファイナル行けたらいいな。
日本勢は5人残ったので、二次予選も応援します。
それにしても、これだけショパン聴いていると、やはりいろいろ弾きたくなっちゃいますね。
発表会終わったら、ゆっくり譜読みだけでも、してみようかな。
我々の発表会の参加申込締切は今週10日、明日です。
まだ間に合いますので、やっぱり出る!という方はお知らせください。
今回は、ソロと第2ピアノでベーゼンドルファーのインペリアルモデルを使用する予定です。
こちらは左側低音部分が通常よりも1オクターブ多くなっている、大きなピアノです。
動揺しないように、心の準備をお願いします。
大きい分、よく響くゴージャスなピアノです。
なかなか弾ける機会もないので、ぜひ楽しんで演奏していただけたらと思います。
2台ピアノの第1ピアノはスタインウェイです。
こちらは弾きやすくて煌びやかな音色だと思います。
ノバホールはとても響くし、気持ち良く弾けると思いますので、皆様のびのびと演奏できますように。
舞台袖で肩回し10回してから出ていくルールを作ろうかな。
発表会が近づいてきて、皆様そろそろ不安に襲われている頃かもしれません。
もし今スランプに陥ったら、焦らずに初心に帰る事をおすすめします。
部分練習、片手練習、メトロノームを使ったテンポの確認。
速い曲の人は7割くらいのテンポでゆっくり弾く練習。
暗譜で弾く人は楽譜を見て確認しながら弾く練習。
ある程度仕上がってくるとパスしがちな練習ですが、これらを長期間しないでいると、必ずといっていいほどほころびが出てきます。
そこを補強してあげれば大丈夫なはずです。
人前で弾くというのは大変な勇気と集中力がいるもので、自分の精神力が試される場だと思います・・・。
不安に飲み込まれないように、自分で自分自身に「大丈夫、できるよ」と声をかけて安心させてあげてください。
他人の演奏に惑わされず、自分らしい演奏を。
ミスのない演奏よりも、歌心たっぷりの演奏を。
頑張って練習してきた自分を信じて、その成果が出せますように。
生徒の皆様も私自身も、自分なりに納得できる演奏が、楽しんでできることを願っています。
あと二週間ちょっと、体調と怪我などに気を付けて当日を元気に迎えられますように!
ARミャクミャク召喚。
万博、もうすぐ終わってしまう・・・
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