フィギュアスケートとピアノ
あっという間に!今月も終わりですね。
早々に咲いた桜は既に散り始めていますが、週末は桜吹雪でしょうか。
先日、世界フィギュアスケート選手権を観戦しに、
さいたまスーパーアリーナに行ってきました。
アイスダンスのフリーと、男子シングルのフリーでした。
上位の方々は、すごいプレッシャーだろうに、しっかりとやり遂げて強靭なメンタルでした。
どちらも感動の連続で、何度もウルウルとしていました。
競技の時間はアイスダンスが3時間、男子フリーが4時間で、行く前は全部観ると長すぎるかなぁなんて思っていましたが、始まって夢中で観ていたらあっという間に終わってしまいました。。
上の方の席だったので、リンク全体がよく見えて、選手ごとのスピード感がよくわかって、テレビとは違った目線で見られて面白かったです。
私は高橋大輔ファンなので、主目的はアイスダンスの応援でした。
かなだい、とっても素敵な演技で感動しました。
しかし表彰台に乗る人たちはやはり、何もかもがすごすぎる。。世界の壁は厚い…。
男子シングルは、最終グループはもうずっと立ち上がって拍手喝采だったのですが、その中でもやはり宇野昌磨くん、さすがでした。
最初から最後まで音楽にのって流れるようになめらかに滑っていき、難しい事をやっていても流れが途切れず美しく、あっという間に終わってしまいました。
ただ滑るだけで既に魅力的で、一気に引き込まれてしまいます。
テレビで見るよりずっと素敵でした。
ピアノとフィギュアスケートはスポーツと芸術の融合という点で勝手に親近感を感じます。
ピアノはスポーツではありませんが、全身をうまく使えないと指を自在に動かす事はできないし、思うように表現できません。
そして上手な人は、最初の一音から音色が違う。
シンプルな曲でも多彩な音色を使いこなして単調にならず、技術的に難しいところも流れが止まったりせず、最後まで美しく流れていくのです。
それを可能にするのは、やはり基本のタッチだと思います。
例えば、単純に、ドレミファソをどれだけ美しく、多くのバリエーションで弾けるか。
明るい音色、暗い音色、跳ねるように、流れるように、凛とした音で、消えていくような音で、などなど。
ちょっとした力の方向や体重のかけ方などで音が変わります。気持ちでも変わると思います。
こういうのを追求するのは電子ピアノではどうしても厳しいものがありますが…。
グランドピアノで弾く機会に、いろいろ試してみると表現の幅が広がると思います。
プチ発表会まで1か月をきりました。
最後の仕上げに入っている方も多いと思います。
あともう少し、完成度上げていきましょう〜。
ギリギリ間に合うかどうか?という方は、とりあえず練習頑張ってください!
そんな事を言いながら、私は今箱根にいるので…
帰ったらまた頑張ります!
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